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no side.
「もう我慢できません
あんなやつがなんであの方の周りにいるんですか」
一人の少年の悲鳴のような叫びが教室に響いた。
「和樹様に手をだしてみろ、俺たちが許さない」
対して低い声がそれを制した。
「そんなこといって当の本人に親衛隊は敵だと思われてるんでしょ?」
馬鹿にしたような高い声に言われたものが顔をしかめた。
「もうこうなったらなにが起こるかわからない
君たちもせいぜい和樹様を守るんだね」
「もちろんだ」
男たちは覚悟を目に宿し、つよく拳を握った。
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