第四章

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「その平岡ってなんなんですか」 顔を顰めてる西園寺に善が問いかけると 「んー、これ言ったらあかんやつかもなぁ。 とりあえず柴田は保健委員の平岡って覚えとき」 「?はい」 言ったらいけない、なんてどんな存在なんだろう、と善は首を傾げた。 同期の平風紀は知っているらしく、顔を少し青くした。 「ほな、リーダー会の話はこれで終わり。 邦仁、球技大会の警護の話せなあかんで」 「それもそうだね、まぁ最近は親衛隊も大人しいし、大丈夫だと思うけど油断禁物ね」 「それじゃ各見回り区間決めるで」 ーーーー ーー ーーー ーー
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