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「2年バスケ班リーダーこっち集まって」
痛む頭をどうにかわすれ、グランドにでると球技大会日和、というかすごい晴れていた
そういえば山内は無事に白組の組長になった。
きょろきょろと辺りを見回すと久しぶりの和くんの姿。
どうやらバレーボールに参加するらしい。
誰だっけ、生徒会室にいた人と一緒にいる。(榊です)
そんな和くんを善ちゃんがちょっと睨んでる。
「次郎、なにぼーっとしてんだよ」
「うわ」
ぐいっと後ろから手をひかれ、振り返ると山内が立っていた。
「うわ、お前ただでさえ白いのに白Tシャツなんてきたら真っ白じゃんか」
2年は白組
そして球技大会ではそれぞれの学年色のTシャツを着ることになっている。
「反射色だからすこしは涼しいかと思ったのに、あつい」
こんな晴れるなんて聞いてない
「そういえばちょっとほっぺた赤いな、のぼせてんの?」
山内が珍しそうに俺のほおに触れた。
おお、意外にも体温ひくいんだな山内。手つめたい。
「なんかあついし、熱中症気をつけろよ」
そう言って離れていく手を思わず掴んだ。
「ん、山内の体温きもちーな」
そう言ってほっぺたに自ら押し付けてみた
うわ、きもちい
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