第四章

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「次郎こっち」 うわぁ、相変わらずすんごい笑顔 「おはようございます委員長…」 そうっすよね、あなたも三年助っ人組ですもんね、そりゃいますよね 「足引っ張ったらわかってるよね?」 コクコク頷くと委員長はにっこりと微笑む。チワワが何人か倒れたけど気にもしないあたりが鬼畜だ。 「次郎、出るの?」 委員長の横に善ちゃんがいた。 風紀の仕事関連かな? 委員長のオーラやばすぎて気づかなかったごめん善ちゃん 「ん、そうみたい」 「なんか顔色あんまよくないし、無理しちゃだめだよ」 あぁ、またチワワが何人か倒れた。風紀の威力恐ろしいわ。 「善ちゃんこそ、今日も仕事あんの?」 「見回りとか見回りとか見回りとか見回りとか見回…」 「なに、善たら文句あるの?」 「まさかそんな、喜んで見回りますとも」 この二人仲悪かったっけ こんな日にも仕事とか大変だな善ちゃん
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