第四章

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ーーーー no side ーー 「今日決行する」 凛とした少年のやや高めの声に、まわりにいた少年たちがおおきく頷いた。 そこにぞろぞろと大柄な男子生徒たちがやってくる 「待て、和樹様に手を出すなといっただろう」 「そんなの知らない。だいたいまだあんなの守ってるの?君たちのことゴミとしかおもってないよ?」 「う、うるさい!そっちだっていい対応されたことなんてないだろう!!」 「生徒会様はいいの。それ相応の力と美貌をもってらっしゃるから。」 ふん、と高い声の少年は鼻をならした。 「待ってくれ、決行といってなにをするんだ」 「話し合いだよ?まぁ分かってくれなかったらその時はその時、かな」 その言葉を悟った大柄な男子生徒たちは苦い顔をした。 「まず、俺達が和樹様に話すから、待ってくれ」 「ふぅん、むだだと思うけど、ダメだったらわかってるよね?」 「…わかった」 その肯定をあらわす言葉にまた少年は鼻をならした。
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