10412人が本棚に入れています
本棚に追加
「ジャンプボールが狙い所だ。偵察では1-Cはゴツいのがくる。
つまりそれに敵う奴がほしい。」
真剣な山内にみながごくりと唾を飲んだ。
「えー、組長なんだから山内いけよー」
決してゴツくはないが、わりかし長身で程よい筋肉をつけた山内が適任だと俺は思う
俺の声にまわりが賛成し、山内は下がった眉をさらに下げてしぶしぶ頷いた。
それに俺は知ってるぞ山内
お前がジャンプボールをカゲレンしていたことを
一列にならんで試合相手との挨拶
目の前にはほんとに一年かよこいつら、というムキムキやら長身やら、とりあえず強敵そうなことは分かった。
「えー、では今から1-C対2-Sの試合を始めます
礼!」
最初のコメントを投稿しよう!