第四章

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「っ」 ふたたび押し倒された。 和くんを縛っていたヒモは今度は俺の手を纏める。 「はな、してっ、」 「愛しの和くん、がどうなってもいいのか?」 「和くんにさわんな。」 「まだ自分の状況がわかってないみてぇだな」 顎を掴まれ横を向かされる。 和くんは羽交い締めにされ動けなくされていた。 「ちょっとでも反抗してみろ、お前の大好きな条山を犯してやるから」 まぁいいか、なんて俺はぼんやり思った。 和くんはこっちをみて喚いてるけど、それでも今更だし。 おとなしくなった次郎に男たちはにやりとわらう 「へぇ、綺麗な肌だな」 まさぐるように体を撫でる手に唇を噛みしめる。 「女みてぇ」 「おい、俺にも触らせろよ」 ごつごつした固い手が胸の突起をかすめたとき、 「…ッんっ」 変な感覚が体に走った。 触れられるのは初めてではない、しかし久しい。 だからそんな敏感には響かないが、鈍い刺激に思わず声が出てしまう。 その反応に男たちは喉をゴクリと鳴らした。 がやってんだよ、てめーは後だ」 「金谷は挿入すんだろ?俺はフェラしてもらおー」 は?は? おぞましい会話を理解する前に目の前にすでに熱くなっているそれを出された。 きもすぎかよほんと死ねよ あー、死ねよって何回言ってるんだろう なんて軽い現実逃避も虚しく、唇にそれをピッタリつけられた。 「ん、やめ、ろ」 「噛んだら分かってるよなー?」 チラリと横に視線をずらしたそいつに思い出した あー、俺の痴態全部見られてるとか死ねる グイグイ口に押し込められたそれを舌で押し出そうとするが、それだけで男は随分興奮したような顔をしていた。
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