第四章

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ーーー ーーー ーーー じっとりと嫌な汗を感じて目が覚めた。 それにしても随分体は軽くなっていて風邪の終わりを知らせてくれる。 横をみるといつの間にきていたのか、すやすやと和くんが寝ていた。 俺はもやしだし、和くん細身だから2人くらい余裕で寝れる。 「ずっといてくれたのかな」 そっと和くんの頬に手を伸ばして口角をゆるく持ち上げた。 「ありがとうね」 寝てる和くんはほんと見れば見るほど天使 だがしかし時間も時間だ。 今日からやっと学校いける。 いや、そんな行きたいとかないけどさ、うん 行ってないと行きたくなる天邪鬼といいますか。 「和くん、和くん起きて」 ゆさゆさと揺すると 「ん、じろ」 ああああああああかわいいいい 「もーらいじょーぶなのか?」 らいじょーぶって…呂律まわってないくっそかわいいちょうかわいい 「ん、大丈夫、学校いこう?」 可愛い子とはスキンシップ多めで生きるのが俺のセオリーだから抱きしめたいけどぐっと抑えて起き上がった。 久しぶりに食べたアロエヨーグルトはすごい美味しくて、目の前でプリンを食べる和くんもすごい幸せそうな笑顔だった。
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