第四章

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部屋に帰るまえに中庭でぶらぶらすることにした。 警戒とかそういうのないのかって? 正直ない。 なんかそういうの緩いんだよね まず男子校で強姦とかそうゆうのが起こるってこと自体ほんと意味わかんない まぁ体験したわけですが、それでも警戒という概念がつかめない つまりばかなんだろう 「ホモ学園死ねほんと」 あのハァハァ言ってた男どもを思い出して吐き気がした。 どーなったかな もうあいたくない あ、うそぶっ殺したいから会ってもいいかも だいたい俺が駆けつけるまえに和くんのこと触ったってことでしょ? うわまじ殺そ そう思いながらも体が重くなっていく うーん、思ったよりトラウマってるみたいだ。 抵抗できずにしゃがみこむ。 中庭はほんと綺麗だ。 自然豊かであったかくて、ここは昼寝の良い物件 だから落ち着け、俺 あんなん佐賀センセの言うとおり噛まれたと思えば良いんだ …噛みちぎってやればよかったあいつの粗チ○… なんてぐだぐだ考えていると、自分に影がかかって、誰か後ろに立っていることがわかった。 「桐生、どうした」 うぇぇこの声ってあれじゃん 最悪、バ会長じゃん
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