第二章

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side条山和樹 垂れた目をスッと細めた笑顔で見られるとどうにも心臓がうるさくなる。 「キキキキスされた!!?」 飄々とした態度で軽くキスをして浴室に向かった次郎。 背中を見ながら和樹はしばらく固まっていた。 腰に回された手も、慣れたような色っぽい声も、 (死にそう) 全てがリアルに思い出されて身悶えしてしまった。 なにあれほんとなにあれ!!! 幸久とか和泉とかにも時々キスされるし、もっとエロいキスだってされた。 それでも今のこのドキドキに勝るものはなさそうだ
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