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「あれ~和くんまだそんなとこに立ってたの」
再びシャワーを浴びた次郎はタオルで髪の毛をごしごししながら出てきた。
「てかいいのー、会長たちについていかなくて」
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しながら和樹に目をやった。
顔を若干赤らめた和樹はしばらくぼー、っとしたのち、ハッとしたような顔で
「あ、うん、今日はここにいる!!!」
と叫んだ。
そう、と次郎はどうでもよさそうに返事をしてソファに転がった。
「次郎が同室なんてしらなかった」
転がった次郎の横にちょこんと座ると和樹はそう言って笑った。
「そりゃそーよ、和くん帰ってこないんだもん。」
寝る体制になって睡眠5秒前の次郎は仰向けになって和樹に目をやった。
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