第二章

24/43
前へ
/861ページ
次へ
しばらくの間ぴょこぴょこと教室でのみ、和くんは俺について行動していた。 まぁ見た目は周りが天使だと絶賛するくらいかわいいし、素直すぎるのだって嫌いじゃないし ちょっとめんどくさいな、なんて思ってたけどほっておいた。 善ちゃんは和くんにまとわりつかれるのが嫌だと離れていた。 クラスメイトは和くんが苦手みたいで、和くんがいるときは近寄ってこなかった。 (なんか変なの) 特に気にしてはいないけれど
/861ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10394人が本棚に入れています
本棚に追加