第二章

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ーーーーー ーーー ーー 「んで話ってなんですか」 悠々とソファに腰掛けてくつろいでいるキラキラアホ軍団の一人、会計の要千穂に目を向けた。 会計は視線をずらして俺を一瞥すると口で弧をえがいた。 「なんていうかぁ、同族嫌悪?かなぁ。 とりあえず君が嫌いって話ぃ」 表情に似合わず俺への嫌悪の言葉を並べる会計にため息をついた。 「意味がわかりませんー あぁでもまぁ、同族かはおいといて俺も会計さん嫌いですよー」 たしかにまぁゆるい喋り方とか、目が垂れてるところとか、 似てるかもしれない。 「あ~やっぱ君気に入らないなぁ~ なんなのぉ、和樹ちゃんに近寄るのやめてくれなぁい?」 結局それかよ 「でも和くんが最近は着いてくるんで離れようがないんですよねー」 その言葉にピク、と眉を動かす会計 「なにそれうざぁ 自慢?」 「自慢?どう聞こえるかよくわかんないですけどー そもそも俺ノーマルなんで和くんは友達でそれ以下でも以上でもないですね」 おっぱい至上主義だもの 女の子やらかいしサイコーじゃん
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