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「え~なにそれ嘘臭さぁ」
「かわいそうに人間不信ですかー」
「やっぱ君きらぁい
ほんとうっぜぇ」
「口調変わってますけどー」
「うっさいよ黙れよもう」
うおおお、緩くなくなった。
なんか心なしか空気が軽くなった気がする。
会計はしばらくこっちをじとー、と見た後髪の毛をグシャリとかきあげた。
「あーもう君なんなの
ほんとイライラさせるね」
あきれたようなそんな表情を向けてくるが、先ほどまで健在だった殺気はなくなっていた。
「お褒めの言葉をどうもー」
会計のため息が響いてゆるりと口端を持ち上げた。
「チャラ男イメージつくんのも大変なんですねー、会計さん」
茶化すようにいうと睨まれる
「…なんなの」
「どーみてもあんたヤりなれてなさそうだしさー
純情でしょ、意外に」
その言葉にカッと顔を赤くする会計。
「うるさい…そうだよ意外に純情で一途だっつの
でもヤり慣れてはいるからね、こんな見た目だし寄ってくるもんは寄ってくるし」
そこは残念でした~
と自嘲気味に会計が笑った。
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