21歳の梅雨

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女性社会の職場で 最近始めた1人暮らしは実家のマンションの2階下という もはや1人暮らしなのか不明だが 友達も多少いて、 将来はブライダルの仕事につきたいと 考えてはいるが、怠け者の性格のため試験勉強は、なかなか手につかず。 ほのぼのとした日々を送っていた。 「恋がしたい」 心の片隅で、ずっと思っていた。 20歳の冬に結婚するかもと勘違いしていた恋人とは、嫌な所しか見えなくなりお別れをした。 この人よりいい人がきっといる。 なんの根拠なのか分からないが そう確信していた私は未来に期待した。 高校の同級生6~7人で集まるのも 楽しいが、もっと人の輪を広げたいと思ってはいるものの、なかなか動けずにいる。 飽きっぽくてハマりやすい。 21歳の私はこんか感じ。 君との出会いは、そうだね。 暑くて蒸してて雨がザーザー音をたててる梅雨の雨の日だった。 *
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