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全く、この女は俺を悦ばせる天才だな!
「そういえばこのは様。」
「このは様いうな!」
「昨日きのみたんが遊びに来たんたけどな。」
「知ってる。」
「弟の部屋から数枚のパンツが無くなった。」
「....知らない。」
「お前の妹だろ!早くなんとかしろよ!勝平にまっとうな恋愛をさせてくれよ!」
あれ以来、小田このはの妹、小田きのみは、俺の弟目当てで頻繁にうちに来るようになった。
どうやら弟ときのみたんは、互いの気持ちは知らないものの、相思相愛の関係らしく、うちに来ては二人でよろしくいちゃこらしているのだ。
しかし、きのみたんはどうしようもない変態気質であり、先述のように弟のパンティーを時折もって帰って......これ以上想像したくない。
「いや、まぁ。
.......怖いじゃん?
パンツ、味わってるんだよ。きのみ。
すごい怖いじゃん!」
パンツは食べられません!
「一体どんな教育受けたらそんな健やかに育つんだよ!お父さん悲しいっ!」
「お母さんもかなしいわ!」
「ノリいいな!絶好調か!」
「お陰さまでな!」
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