第2章 初めて女友達ができたらしい

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全く、この女は俺を悦ばせる天才だな! 「そういえばこのは様。」 「このは様いうな!」 「昨日きのみたんが遊びに来たんたけどな。」 「知ってる。」 「弟の部屋から数枚のパンツが無くなった。」 「....知らない。」 「お前の妹だろ!早くなんとかしろよ!勝平にまっとうな恋愛をさせてくれよ!」 あれ以来、小田このはの妹、小田きのみは、俺の弟目当てで頻繁にうちに来るようになった。 どうやら弟ときのみたんは、互いの気持ちは知らないものの、相思相愛の関係らしく、うちに来ては二人でよろしくいちゃこらしているのだ。 しかし、きのみたんはどうしようもない変態気質であり、先述のように弟のパンティーを時折もって帰って......これ以上想像したくない。 「いや、まぁ。 .......怖いじゃん? パンツ、味わってるんだよ。きのみ。 すごい怖いじゃん!」 パンツは食べられません! 「一体どんな教育受けたらそんな健やかに育つんだよ!お父さん悲しいっ!」 「お母さんもかなしいわ!」 「ノリいいな!絶好調か!」 「お陰さまでな!」
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