第2章 初めて女友達ができたらしい

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「もういい。お前といるといくらか老けるわ.....。先に教室行ってる。」 「おう。さよなら。」 「いや、同じ教室だろが。」 「いつから俺が同じ講義に出ていると錯覚して 「あーはいはいじゃあまたねさようなら。くたばれハゲ!」 えっ!ひでぇ!」 でも興奮するわ! とか付け足そうとしたが、もう聞く耳持っていそうにないので、言わないでおくことにした。 ほら、早く本読みたいし。 ひとつ伸びをして、ラノベの続きを読もうかと思った矢先、テーブルの脇においてあった携帯が震えた。 某SNSで誰かが何だかんだした、みたいな通知が来ただけなのだか、同時にライトアップされたディスプレイの時間を見て愕然とした。 「あと2分で授業始まるじゃねーか!」 急に大きな音を立て飛び上がったものだから、周囲の人間が訝しげにこちらに視線を向ける。 「アッ...wwフヒヒwwサーセンww」 やべえ、恥ずかしいし!遅刻したらもっと恥ずかしいし! 小田の野郎!(女)時間ギリギリならギリギリっていってくれよ! 放置プレイとかまぢ興奮するわ!!?
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