第2章 初めて女友達ができたらしい

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「お前の場合は14才以下の少年だろうけどな。」 「脇とか特に美味しいよね!」 「....ごめん。僕、視覚で味わうのが限界だった。」 なんでこいつ思春期の少年のからだの味を知ってるの?犯罪だぞ? 「いやでも、思春期の男子で体prprされるとか鼻血もんか。」 「ああ、よくシャツとかに付くね。」 「ちょっと俺もprprし「黒目ひっぺがすぞ。」冗談です!有り難うございます!!」 非常に嬉しいのだが、小田の脅しのレパートリーってなんでこんなに豊富なの? 黒目剥がすとか想像したくもないや。 「いいか浅黒!今日からだからな!菓子とお茶と勝平たん忘れるなよ!」 「勝平に"たん"をつけるな気色悪い。つーか、お前の遊びに来るノリだけど勉強会だからな。」 「わわ、わっかってるわよ!勘違いしないでよね!」 ...動揺しすぎだろ。お前の口から露骨な女口調なんて初めて聞いたわ。 「それと、今日これから晩飯の材料買いに行くから。すぐ来ても家には誰も居ないぞ。」 「いや、あたし家に鞄置きに帰って、そのあとシャワー浴びてから来るつもりだから、こっちも結構かかるよ?」 「ああ、それならいいか。じゃあ、また後でな。」 「ほーい。」 俺は話しながらで手が止まっていた教科書を全て片付けてしまい教室を出..... ちょっと待て。 「いまお前、鞄置きに家に帰るっつったか?」 出かけたところを逆回しし、小田このはの緩みきった口元をつまみ上げる。 「(゜)ε(゜;)ハ?イッテネーシ?」 ↑摘ままれてる小田このはの図 「分かった。お前勉強しない。プレゼンの日まで強制で家に連行する。」 「(゜)ε(゜;)エー。ベンキョウキライ。」 「晩飯ご馳走してやるぞ。」 「行く!!」 「食い物!!!」 晩飯で釣られるとかこいつどこまで本能に従順なんだよ!もっと人としての尊厳を保ってくれよ!
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