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「なんだ、くすのき、幼女をきれきれいする手伝いなら早くそう言えよ。
無論手伝うわ!」
こんな早朝から小田(嫁)ちゃんみたいな美少女と仲良くできるなんて、徹夜した甲斐があったってもんだ!
「きのみに手ぇ出したらすっぽ抜くわよ。
あと、2ページであたしの名前忘れるってお前マジ何なの?」
「へぇ、きのみたんって言うのかぁ!prprしていい?」
「聞け!!」
「あっ、え.....?」
突然知らない男に声をかけられたことに驚いたのか、露骨に困惑しているきのみたん。
頬を紅くしてもじもじしている姿もかわいいたい痛い、小田さん内腿の皮つままないで赤くなっちゃう、やぶけちゃうぅ。
「あ、あの!へんたいのおにいさん!」
横暴女と水面下での攻防行っていると、突然きのみたんが険しい顔で俺を見つめてきた。
てか何その呼び方、鼻血出そう。
「......えっと、ご、ごめんなさい!
私、prprしてして欲しい人はもう決まっているんです!」
「「えっ。」」
首まで真っ赤にしながらも意を決して何言っちゃってるの?この子は。
真横で小田(姉)も唖然としている。
そこから堰を切ったようにきのみたんが捲し立てて来た。
「毎朝清掃活動のときに見かける男の子なんです!弓道の朝練でしょうか、いつも弓を担いで来るんですが、見かけは知的で奥ゆかしいイメージなんですけど、先生や美化委員のみんなそれにわたしにまで、元気いっぱいに挨拶してくれて!普段は一人の事が多いんですけど、たまにお友達と登校してくるときは、お互いふざけあって太陽みたいな笑顔でそれでそれからわたしが彼に恋をしたきっかけが、ある日の放課後に」
「あー!!わかったわかった!
俺がきのみちゃんに振られちゃったのは十分わかったから!静かに!朝早いから静かに!ね!」
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