第6話 甘いコエ 2

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「竹さん、梅林寺さんは照れてるんですよ」 「松波さん、一口下さい」 「おい、何で松に言うんだよ!!」 「梅林寺さん、竹さんをモニターで見つけた時、背中の毛が全部立ってましたよ」 松波の言葉に、リリコが席を立った。 「…飲み物買ってきます」 そう残し、リリコは部屋から出ていく。 机の上の、ほとんど減っていない水のボトルを見ながら、竹山が口を開いた。 「松、続き話してくれるか」
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