Message

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昨夜は何度も自分のスマホを眺め、寝付けなかった。 お風呂から上がって自分の部屋にこもると、すぐに私はラインを使って響にメッセージを送った。 返事がくるまで私は、何度も電話帳に登録された響の名前と番号を見た。そして、眺める度に嬉しさのあまり狭いベッドでくるくるゴロゴロ。 転げまわってはキャーキャー言って、最後はお決まりのようにベッドから落ちた。 それが確か深夜1時過ぎ…。 だけど、結局ベッドから落ちてしまうまでメッセージの返事どころか、既読マークすらつかない。 もう、寝ちゃったかなー? と、思いつつモソモソ這い上がり、ベッドに戻って仰向けになり目を閉じた。そのまま寝てしまったらしく気がついたら朝だった。 「…夜更かしはダメだよ。ちゃんと寝なくちゃ!」 千絵ちゃんは優しく叱るような口調で私に言うと、席を立った。 「今日は学食でしょ? 早くお昼食べに行こ!」 「…あ、そうだった。うん。行こう!」 早速二人で食堂に向かう。 午後になっても響からメッセージはなくて、彼の姿を学校で見かけることもなかった。
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