罪の色~消えない感情~

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『King Cild』       king Cild 私を愛して 王 子 様 そこは魔女の棲む森 お城に閉じ込められた 王女を求めて ここにやって来た   魔女を恐れず ここに立ち上がった   道を塞ぐ荊を切り裂き 獣を倒し お城に向かってくるの   king Cild 王 子 様   私を求めてここに来て 愛してほしいの あまぁい口付けで 私を目覚めさせてちょうだいな     魔女の僕を倒し 森を抜けここに向かう     あぁ なんて勇敢な人 魔女を退け ここに来た!          king Cild 口付けをして  王 子 様 私を愛してよ その手に抱いて 私を求めて 私だけを見て そしていなくならないで     いつか彼は気付く     その手に抱いた 王女は 罪の塊だと     獣や荊は正しいと         そして気付くの       魔女は王女で     私 王女が 魔女だと
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