第1章

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「将・・・。」 学校に行くために朝起きて 着替えて下に降りれば どこか気まずそうな顔をした 兄さんがいた。 「おはよう。突っ立ってたら邪魔なんだけど。」 そう言えば兄さんも 準備を再開した。 俺は、兄さんが好きだけど嫌いだ。 「将・・あのさ!」 「なに?」 俺はなんとなく 続く言葉が想像できた。 バスケやろうよ。 腹が立つ。 俺は兄さんを睨み付けた。
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