第1章
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だけど、五十嵐君はすぐさま 笑顔になって 「バスケ部なんだ! 入る入る!高井よろしくな!」 随分な爽やか好青年だ。 「じゃ、五十嵐は席あそこな。」 先生が指さしたのは俺の 隣の席だ。 「立花!お前隣なんだから 面倒見ろ。」 「はい。」 だるいな。 いいや。高井に押し付ければ。 「立花!よろしくな!」 「あぁ。よろしく。」
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