王様ゲームが運命を握っていた

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「ふみちゃんの表現力は未知の世界や」 「それより早よ言うてや」 吹っ切れたんか? 自分が当てられるとも知らずに そう思いながらニヤリと笑う。 「じゃあ、緑と黄色でハグ!!」 2人『はぁ!?』 男子も女子の色を知らせてくれる。 楽しーわー 緑が山野で黄色が真帆だ。 「ほーら続き!!」 「ほのぉー!!」 「ハーグ!ハーグ!」 『ハーグ!ハーグ!!』 ハグコールやな たのしーわ 「わかったから!」 「山野がかんねんしたぞー!!」 「えっ、本気!?」 「おーっと!?それに対して山田は戸惑っているのかー!?」 真帆は山野が好きなんだがな。 これは女子の中の秘密だ。 「さー、30秒やで」 「そんなに!?」 「王様の命令は?」 『絶対ー!』 「はい……」 ――ギュッ…… 「山野からいった!?」 「はい、30秒」 「死ぬかと思った……」 「キュンキュンして?」 「ちょっ、真依ちゃんそんなキャラやったっけ!?」 「真依ちゃんにも夜のテンションくらいあるよなー」 「なー」 「ほのぉー真依ちゃぁーん」 「はい、つぎつぎー」 「ふみちゃん楽しんでんねー」 「玲未の企画は楽しい」 『王様だーれだ!』
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