王様ゲームが運命を握っていた

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「あ、またうちや」 この割り箸には印がついているのだっ!! 勿論うちしかしらんよ? 「敵だ!敵がきたぞー!」 「なにそれ高増」 「なんとなく」 男子が会話をしている間にすかさず女子の手元を見る。 「フフフッ」 「うわキモッ」 「秋本、そう言うこと言うな」 「じゃーつぎはー」 皆の口が止まってうちに目をやる。 「赤と紫でDキス!!」 「言いよったー!」 「赤と紫って誰や!?」 女子は笑い、( ^∀^) 男子は苦笑。( ̄▽ ̄;) 「俺やぁー!!」 割り箸を見て言ったのは秋本。 「とっくー交換して」 「王様の命令は?」 「絶対……」 ふみちゃんと会話をするのが北島。 「さー、秋本、北島よっ!したまえ」 「い、いや」 「お、お、さ、ま、の、め、い、れ、い、は?」 「いややー」 ダンッ!―――― 秋本が北島に押し倒されている。 足、食い込んでんぞ、北島。 「キター」 女子がカメラをかまえる。 「ん、んぅ」 秋本が顔を真っ赤にして口端からどちらのものとも知れぬ唾液を溢す。 ビクッ、ビクン 「ふぁ、はぅ、ん」 ビクッ!!ビクビクン!! 「ンンン~~~~~っ!」 イったな
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