第3幕 永遠に幸せになる方法、見つけました。

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その結果だったんだ、これ。 「犯シタ罪ヲ告白セヨ。」 「犯した罪がありました!」 「マリア様ノ仰セノママニ・・・」 「「ひとつの答えを導き出す!」」 なら、仕方ない。 だけど。 願いは、叶えてもらう。 「レグバルクリヤンザンダスアディボン、レガトルアルバンザンドライモール」 「レグバルクリヤンザンダスアディボン、レガトルアルバンザンドライモール」 この『原罪ゲーム』は永遠に続く・・・。 だが、数回繰り返したところで、 「やったね♪オメデトウ♪」 「え・・・?」 私は思わず、声を上げてしまった。  だって、こんな『ゼェーーーッタイ間違えちゃいけないゲーム』なのに、あっさりとクリアしちゃって・・・嬉しいけど、いいの? 「では、あなたの願いを叶えさせていただきまーす♪願いをどうぞ言ってくださーい!」 彼女は、マイクを私に向けた。 「わ、私の願いは・・・」 「もう一度、彼に会わせて」 そう、私は、あなたに会いたかったんだーー・・・ 涙をまた流しそうになる、その瞬間。 「ーーっ!?」 体に激痛が走った。 どうしたことかと思って見ると、 私の胸には彼女が持っていた剣が、 深々と刺さっていた。 「あなたは亡くなった彼に会いたいんだよね?なら、あなたもこうするしか、会えないよ?」 私はどさりと、そこに膝をついた。 薄れゆく意識の中で、彼女の笑い声が聞こえた。
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