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電話のあと、脱力してベッドに倒れ込む。
これだけで結構体力使った…
でも。
「先輩に今までより少し近づけたかな…」
自意識過剰かもしれないけど、そう思えたから嬉しかった。
ただ、遠くから先輩を見つめていた自分。
すれ違うたびに、ドキドキする胸。
目が合っても、すぐにそらしてしまう。
そんな関係だったのに…
まさか、電話ができる仲になるなんて。
そんなのは思ってもみなかった。
信じられないような気持ちと、嬉しい気持ちが混ざりあって胸がふわふわする。
電話が終わった今もトクントクン、とリズムよくなる音。
一年前くらいだったかな。
先輩と出逢ったのは…
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