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下着1枚を残した状態で、
ノンは首に縋ってきた。
そんなことをされて止められるほど、
人間は出来ていない。
「バカ、だな……」
折れそうなくらい力強く抱き締め、
何度もキスを重ねて。
とうとう、最後の砦を剥ぎ取った。
「見る、の?」
「あぁ、見たい。……足を開いて」
手で促すと、
大した抵抗もなくソコは開いた。
「濡れてる、な。
キスと胸だけでこんなに感じたのか」
「……ダメ?」
わざとなのだろうか。
機嫌を窺うような声を出して上目遣い。
その仕草は男に、
襲ってくれと言っているようなものだ。
欲望で朦朧としながらも、
狭い彼女の中を、慎重にほぐす。
絵筆を突っ込まれたのがいつかは知らないが、
中に傷があれば痛いかもしれない。
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