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「だって……
トモちゃん、意地悪する、から……」
焦らしていることに気付いたのか、
不満を表すように、唇を突き出した。
そこをぺロッと舐めてキスを落とすと、
何故か嬉しそうに微笑むから。
少しだけ、指を滑り込ませる。
「ノン……」
きゅうっ、と。
指を、彼女が締め付ける。
昨夜もそうだった。
耳元で名前を囁くと彼女はよく締まる。
昨夜は余裕がなかった分、
時間をかけて堪能したかった。
浅い所から少しずつ。
彼女の『場所』を探り始める。
「くぅ、くぅ……きゅうんっ!」
突然、明らかに跳ねる箇所に出会った。
ヌメヌメと滑らかな内壁の中で、
一際ザラザラとした部分がある。
――見つけた。
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