番外編。白夜の下、蕩ける愛を。

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「綾子さんに申し訳ないです」 「俺とこんな関係なのが?」 「……君は若いんだし、 その、 こんなオジサンじゃなくても」 「それ、 聞き飽きたから。 今度言ったら、 めちゃくちゃ深いキスして、 腰砕くよ?」 「!?」 それは嫌なのか、 体をビクッ強張らせた。 「ほら、 枝豆食べて」 甲斐甲斐しく缶ビールも開けてから渡すと、 下を向いてやんわりほほ笑んだ。
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