第9話 過去からのシシャ 3

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「本当ですか!?」 「うるさい!! 静かにしろ!!」 あんたに言われたくないと思いながら、竹山は喫煙室行きましょうと言った。 「頭が植え込みに刺さっていたんだ。髪の毛量は、関係ないらしい」 ハイライトの煙と吐かれた言葉に、竹山は肩の力を抜く。 「腕と脚の骨折で済み、今は、麻酔で眠っている。まったく、一係は仲が良すぎるんじゃないか」 「はい、…良かったです」
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