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岡崎さんはもうコーヒーを配り終えて、牧野さんと話をしていた。 仕方なく私は岡崎さんの元へコーヒーを届けようと二人に近づいていった。 「岡崎さん、 自分のコーヒーだけ忘れてます」 「ありがとう」 コーヒーを受け取ると、牧野さんとお話を再開。 プリティーな白ネコがプリントされているマグカップに口をつけ、私には分からない仕事の話を真剣にする岡崎さん。 …やっぱあのマグカップ。 岡崎氏とミスマッチでウケる。 それにしても… さっき何しに給湯室まで来たんだろ…? 岡崎さんの不可解な行動、言動は多い。 けどあの晩に笑顔を見せてくれたからといって、私への態度にはっきりとした変化があるわけじゃない。 …ぜんぜん分からない。 岡崎さんのこと… どちらにしろ…翻弄される。 黙ってその場を離れ、給湯室に戻ると、トレーを片付ける。 事務所からは岡崎さんと牧野さんの笑い声が聞こえた。

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