第10話 プロポーズを君に 3

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※ 竹山が瞼を開けると、視界は白かった。 ああ、そうかと思っていると、小さく聞こえてきた。 「望月さん、もう一枚いけそうです」 しゅっという音がして、竹山は上半身を起こす。 はらはらと、顔から、白いティッシュが落ちる。 「もう少し寝てて下さいよ。後一枚で、最高記録の150枚に」 「…病人を、実験道具にするんじゃねえよ!!」
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