シカイノハシ
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彼とは同じクラスだった。 それを知ったのは翌日。 同じ教室に彼の姿を見付けた時、彼はまたも凄い勢いで窓の方を振り返っていた。 そんな行動を数回見掛けた後、私は彼のやっている事が何なのかを知りたくなり、 「ねぇ、いつもやっているアレ、何なの?」 と、彼に尋ねた。 すると彼は少し考えてから、 「シカイノハシ」 とだけ呟く。 「シカイノハシ?」
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