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「今日はスカートじゃないんだね?」
「そう……だね。今日はパンツって気分だったからね」
姫乃との日常会話。
腹の下や、太股がスウスウして、気持ち悪いんだよねアレは。
キュロットパンツは履きやすくてお気に入りだ。
「フリフリのスカートが、ぜったい似合ってるのにー」
「あは……そ、そんなことないよー。
カワイイのが似合うのは佳弥みたいにキュートな子。
ウチはキュートじゃないから」
女の子っぽく、両手を振って否定する。
咄嗟に、こういう仕草がとれるようになったのは、
進歩として喜ぶべきか、悲しむべきか……
「キュートだなんてー。なんか照れちゃう。ありがとー」
姫乃は照れながらお礼を言う。
とても嬉しそうに。
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