第1章 夢見るkiller

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ジリリリ…… 何処からか、目覚まし時計の音が聞こえる。 「うるせェ」 ジリリリ…… 止まない音に苛立ちを感じ、怒鳴り声を出す。 「さっきからやかましいわ!」 思わず、机から俺は立ち上がる。 教室のクラスメイトの視線が痛い。 特に学校で一番恐ろしいと言われている先生の視線が突き刺さる。 「あ…はは。授業続けてください。」 「……校庭十周ダッシュしてこい!このバカタレがっ!!」 俺の眉間に真っ白なチョークがめり込んだ。
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