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その後、俺にはあの人格らしきモノは出て来ず、普通に過していました。
ある日、冬休みに姉ちゃんが迎えに来てくれました。
しかも何故か頭に包帯を巻いて…。
気になり、姉ちゃんに聞いてもみたところ…母親に怒られ、バリカンで虎刈りにされたらしい…。
当時の俺は、そんな事を聞いても理解らず「ふ~ん…。」と肉まんを頬張ってました(笑)
冬休みの帰省中、母親に俺が学園の先生に「要らんこと喋ったら足チョン切るぞ!!」と脅されていた事を怖くて言った。
「帰りたくない」と…。
ところがまた学園に帰らされた。
帰るとその先生が「要らん事言ったら足チョン切るぞ!!って言ったやろ!!」と怒られ殴られた。
二年も終わり春休み、母親、姉ちゃん兄ちゃんと、その友達が俺を迎えに来てくれた。
やっと学園生活から解放された日だった。
帰りは二台の車で競争しながら帰りました。
この日から自分の家での生活が再びスタートしました。
…
小三年に進級し、初めて行く学校へ転校、友達もいっぱい出来ました。
だけど姉ちゃん達が泊まりで遊びに行くと俺は一人…俺も付いて行って学校を休む日も度々ありました。
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