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それでもバードはニコリと笑い、よろよろと立ち上がる。
バード「どちらにせよ、君ら二人はもうじき動けなくなる。Dトレード初代版は反動がすごいからね」
バードの言う通り、フォックスは立っているのがやっとだった。その隙をバードは見逃さなかった。
はあっとバードが言うとバードの口から長い舌が放たれる。それはリクに向かっていき、舌はリクの左肩を貫いた。
リク「ああああ!!!」
さらに舌はリクを引きずりながら引っ張りバードの横へ連れて行った。
フォックス「貴様!!」
バード「僕もそろそろ帰らないといけない時間だから。この子は人質として連れて行かせてもらうよ」
その時だった。光線型の電撃がバードの身体を貫いた。
バード「な…に…」
ある建物の上に立つ美しい少女。それは共に生き残ったリリアの姿だった
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