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リク「てめえは…」
フォックス「バード…どこいってた…」
車から降りた頃にはバードの姿は見あたらなかった。
バード「いやあいいサンプルが取れたよ。君らなかなか能力を使わないんだからそのまま死ぬかと思ったよ」
リク「何いってやがるこいつ…」
フォックス「リク…わからないのか…」
バードの姿は装備ではなく白衣。二人には見覚えのある姿だった。
リク「まさか…こいつ…」
フォックス「ああ。養成学校にもいたようだぜ…スパイが」
バードはフンと笑う。
バード「何を言ってるんだい?君達もその能力を使ったから今生きているんだろ?むしろ僕に感謝すべきだ」
フォックス「そうだな…だが、俺らの仲間に組織が入り込んでるとは…残念だよ」
フォックス、リクともによろよろと立ち上がった。
バード「組織を認めないつもりだね?」
フォックス「ああ。もう…俺らみたいな犠牲者は出させねえ」
バード「そうか…なら仕方ない。僕を捕まえる気なら…」
バードは注射を首に打った。
バード「力ずくで捕まえてみなよ!」
バードの姿はみるみる変わり、あるモンスターへ変身した。
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