第1章

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黒いガスはすごい勢いでラルフやジル達に近づいて来る。 ラルフ「これが…親父やお袋を殺めた菌か…」 ラルフは即座に粘膜を地面につけ、走りながらそれを繰り返す。 ラルフ「お前らもできるだけ逃げろ!」 ラルフに従い、ジル達も走り出した。ところが 後ろには散々倒したはずの死体が道を塞いでいた。 紅葉「なぜ…」 リリア「ここまで…かしら…」 川瀬「はああああ!!!」 川瀬が突然男のような声を上げた。 川瀬「まだ…諦めちゃだめよ」 川瀬はハンマーで敵をなぎ倒し、道を作る。 ジル「セイラ君!弓で道を切り開いてくれ!」 セイラ「は、はい!」   隊が踏ん張る中、黒いガスはすぐ後ろまできていた。
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