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「え」 私たちの前に突然現れた一匹の獣。 愛らしいフォルムで、憎めない顔で。 「僕はね、ブラマーググプタの定理が一番好きなんだ。まあ、アルハゼンの定理も捨てがたいんだけど」 一之条先輩には、あの獣が見えてないみたい。 何も反応せず、好きな定理について話しながら、むしゃむしゃ食べられてしまった。
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