2人が本棚に入れています
本棚に追加
「…おーい、戀慈ー授業終わったぞー」松園 憂が、飯塚 戀慈に話しかける。戀慈は寝ていたみたいだ。
「早く用意して帰ろーぜ…今日寝たーーーー」
「今日はゾンビゲームをする日だぞ」言葉を遮り憂が言う。
「…今日は百四季公園に集合だとさ、サボるなよ」憂は早足に帰った。
「……マジか…あの公園マジ怖いってのに…防空壕もあるし……」百四季公園はとても広いが、戦争で使った防空壕が残っている。
考えていると
「戀慈ー!早く帰ろー!」廊下から声がし、俺は廊下に向かうとー
ーゴスッ!!…ドスン!!
戀慈が廊下の左に動いた瞬間、国語辞典が戀慈の顔にめり込み、倒れた。
「…戀慈!邪魔しないでよ!!」国語辞典を投げた犯人は汐見 水月だった。
「戀慈!すまねぇ!」
被害を受けそうだったのは、渡辺 仁だった。
…戀慈は鼻血が出た後の記憶は無い。
最初のコメントを投稿しよう!