15人の若人

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「この人形に皆の髪の毛を着けて、何処かに置いて『君がこの舞台のゾンビ役』って言ってみようと思うの!」 「…は?…お前、そんなので動いて俺達を殺そうとするとでも?」戀慈が不思議そうな顔で言う。「まぁやってみようよ!ね?」水月が誘う。 「一応やってみるか」呆れながら紅が言う。 俺達は冗談で行ったつもりだったが あんな事になるとは思いもしなかった。 「ーーあら…?私(わたくし)を喚ぶ声が聞こえるわ…もしかしたら、私を連れ出してくれる王子様かしら…?ーーーー」
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