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「ありがとう。
今日もボクのことをスターリンと呼んでくれて」
いやいや、
違うって。
いつになったら真実に気がつくんだろうか。
面倒くさいから、
そのまま放置対応。
「そうだよね。
ぼくは、
輝くスターだもんね」
知らないって幸せなことなのかもしれない。
「ほらほら、
二人ともゆっくりしていると遅刻、
遅刻」
私とは似ても似つかない美人の母親が、
時間をせかしてくる。
母と弟は瓜二つ。
本当に良く似ている。
男の子は、
母親に似たほうが幸せになれると誰かが言っていた。
私は女でも、
母親に似たかった。
や、
やばい。
のんきにタリンの相手をしていたら、
本格的に時間がやばい。
時間がタリン。
なんて、
親父ギャグを思っていると、
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