第2章 屈辱的

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(う~ やっぱりTVは緊張する~) 「はぁ~…」 日向はガヤガヤする歌番組の楽屋でいつものように独り緊張感と戦っていた (んっ?… 今なにか聞こえた!) 「…新生RHだろ?」 「あっ~!… それ本当!?」 *ビクッ!…* 「な…なんだよ いきなり大声だして!」 「ラフ! その話…本当!?」 「コエ~よ~ 少し落ち着けって!…」 「本当だ!」 「…アキッ!?」 *ザワザワザワ…* 「夏っ!…」 (許せないアンタだけは!) 「ちょっと待て! 落ち着け…バカ!」 「は…放せAcua! 夏っなんでだよ!?」 「…なにがです?」 (…"なにがです?"ですってムキ~) 「なんで先輩たち裏切った!」 「はあ?… なんで貴方がタクマの心配するんですか?」 「…日向はお前の友達だろ? 少なくとも日向はそう思ってる なのになんでだよ!」 「日向? フンッぼくらはアイツのやり方を見習って使えるものは使って高みを目指した… ただそれだけですよ!?」 「それどう言う意味? …ひなちんを"見習って"ってなに?」 「フンッ アイツは"女"使って貴方達に取り入ったんショッ? それをぼくが利用した何が悪いんですか? …偽りは言ってませんよ!」 (ちょっと!? 女って何よ)
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