第3章 Kira VS 宮野塚なな

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≪あ~もう…時間だわ!≫ 『…叔母さん! 気をつけて…帰って下さいね!』 (やっと…解放される~) ≪また冬には戻ってくるんだ! …別れを惜しんでる暇があるなら仕事に集中して欲しいもんだな≫ ≪いや~ね♪ 仕事なら玲於那が頑張ってるわ…フンッ!≫ ≪はぁ~… お前がやらんでどうする!≫ ≪もう~分かってます! …帰ったらやるわよ≫ ≪ったく…いいか日向! …前にも言ったが2人のつきあいは認めんからな! 嫁入り前の娘のスキャンダルはもう許さん!≫ 『はあ~…気をつけます』 ≪…じゃあねぇ日向ちゃん♪ あの人の事なんか気にしないで! 宮野塚ななさんなんかに負けちゃダメよ!≫ 『ハハハァッ… はい頑張ります』 ≪…フフフフッ♪≫ 「…またバット振ってくるのか?」 「うん♪… Acuaは今日もななさんと現場 一緒なんだろ?」 「あぁ… ななさんにいいところでも見せたいのか?」 「まぁね… みっともない所は見せたくないから!」 「ふ~ん…じゃっ!」 「うん♪… いってらっしゃ~い」 (…また玄関で手を降るんだなぁ~) 「はぁ~…」 「よし!… 私も出掛けよう♪」 *ピロロンッ* 「…あっ! 叔父さん達帰ったんだ~」 (…気をつけて帰ってね!) 「私も…頑張るから!」
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