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「…雲行きがあやしいなぁ~」
《一雨くるのかなぁ…》
「雨になる前に終れるといいな…」
「キラッ♪」
「ラフ~…おはよう!」
「天気は悪いが…
今日の調子はどう?」
「あぁ…うん!
いいよ…」
「綺羅クン~♪」
*おっ!…ななさん~*
「天気…悪いのに来たんですね!
…大丈夫ですか?」
「あらっ!
折角お誘い頂いたもの…
来ちゃ迷惑でしたか?」
「いえ!…
来てくれて嬉しいです。」
「まぁ~…
お上手ねラフさんって…フフッ♪」
「雨が降ったら俺達の事は気にしないで…帰って下さいね!
…風邪でもひいたら大変ですし」
「"風邪でもひいたら"…綺羅クン看病してくれる?」
『「「えっ!?」」』
*し~ん*
(あ"?
なんで俺が…ふざけんなぁ!)
(ゲッ!
Kiraさん…怒ってるよ~
どうしよう~)
(Kira…チッなんかイラつく!)
「さぁ!
メンバーも揃ったし試合始めるぞ~♪」
*そうだな!…*
「雨が降る前に始めよう♪」
*おう~…*
「よし!
じゃあ
キラ…頼むぞ!」
「えっ…ちょっとまった!
…俺がピッチャーやるの?」
『…え~Kiraさんはファーストがいいと思うな~♪
ねぇ
ななさん!?』
「えっ!?…」
『ここからだとファーストが一番近いし
…フフッ♪』
「…フフッ♪
そですわね~」
「いや~でも!
ピッチャーでバッターを三振にとる方がいいんじゃ?…」
『えぇ~…
私そんなの分かんないし!
Kiraさんが近い方がいい~♪…』
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