第3章 Kira VS 宮野塚なな

3/8
前へ
/39ページ
次へ
「…雲行きがあやしいなぁ~」 《一雨くるのかなぁ…》 「雨になる前に終れるといいな…」 「キラッ♪」 「ラフ~…おはよう!」 「天気は悪いが… 今日の調子はどう?」 「あぁ…うん! いいよ…」 「綺羅クン~♪」 *おっ!…ななさん~* 「天気…悪いのに来たんですね! …大丈夫ですか?」 「あらっ! 折角お誘い頂いたもの… 来ちゃ迷惑でしたか?」 「いえ!… 来てくれて嬉しいです。」 「まぁ~… お上手ねラフさんって…フフッ♪」 「雨が降ったら俺達の事は気にしないで…帰って下さいね! …風邪でもひいたら大変ですし」 「"風邪でもひいたら"…綺羅クン看病してくれる?」 『「「えっ!?」」』 *し~ん* (あ"? なんで俺が…ふざけんなぁ!) (ゲッ! Kiraさん…怒ってるよ~ どうしよう~) (Kira…チッなんかイラつく!) 「さぁ! メンバーも揃ったし試合始めるぞ~♪」 *そうだな!…* 「雨が降る前に始めよう♪」 *おう~…* 「よし! じゃあ キラ…頼むぞ!」 「えっ…ちょっとまった! …俺がピッチャーやるの?」 『…え~Kiraさんはファーストがいいと思うな~♪ ねぇ ななさん!?』 「えっ!?…」 『ここからだとファーストが一番近いし …フフッ♪』 「…フフッ♪ そですわね~」 「いや~でも! ピッチャーでバッターを三振にとる方がいいんじゃ?…」 『えぇ~… 私そんなの分かんないし! Kiraさんが近い方がいい~♪…』
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加