ご褒美

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目を瞑ったままでいれば、慶太の手がいろんなところに触れる 「ブラとるから1回手離して」 言われた通りにすれば、またキスが落ちてくる その唇は、そのまま下へ下へ 胸を掠めた時には、ビクッと大きく跳ねてしまった。 「ん、く」 「力抜いて」 分かんない 「け、た、チューしたい」 「ん」 もうなにも分かんない ゆっくりと、慶太の手が下に進む 「っ」 誰にも触られたことのない場所に触られて 泣きそう、だ。 「大丈夫。ちゃんと感じてる」 「かんじてる?」 「俺を受け入れる準備してるってこと。 ーー・・・でももうちょっと必要だよな」 「っ」
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