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「はーい」
「膝だよね？足私の足の上置いちゃっていいから」
言われた通りにすれば、膝の上にくっさい軟膏が塗られて
ガーゼがかぶせられる。
「はい、オッケーだよ」
「夏帆マネありがっ」
ﾄﾞｺﾞ
思いっきり背中にボールがあたり、パイプ椅子から落っこちる。
うぅ、痛い
「近い」
「ちょ、慶太っ」
「いってーよ慶太！！」
「･･･」
「ズルいぞ無言の圧力！！」
慶太は仏頂面で、だけど片腕で夏帆マネを引き寄せる
「部活中にいちゃつくんじゃねーよ！！」
「慶太っ！敦くんはドリンク運ぶの手伝ってくれたの！！
謝ってよちゃんと」
「当然のことだろ。」
ぶっちーん
キレるぞ俺
「いちゃつくな、リア充すんなー！！」
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